投資と投機は違うよって話
Part3となる今回は投資家として持っていてほしい基本マインドについてお話します。
その基本マインドとは「投資」と「投機」は違うということです。
投資とは
わたしが思う投資とは、
きちんと根拠を持って売買する。適切なポジション量とリスク管理を徹底する。
ということです。きちんと根拠を持って売買するというところをもう少し深堀りすると、以下のような例が挙げられます。
・企業の決算書を読んで今後も成長しそうなビジネスモデルだから買う。
・大きく株価は伸びなさそうだが、安定した配当実績があるから買う。
・自分がよく分かっている業界の企業だから買う。
つぎに適切なポジション量とリスク管理について例を挙げます。
・病気などの急な出費に備えた生活防衛資金は残しておいて、余裕資金で金融商品を購入する。
・自分のポートフォリオのうち、自動車業界の株は10%以内と決めて買う。
・年金生活者で大きなリスクはとれないので株ではなく債券を買う。
投機とは
投資の基本は長期の視点に立って伸びそうな業界や企業に自分の資金を投入することです。一方で、投機は短期で利益を狙おうとしたり、よく分からないけれど話題になっているから、または上がっているからという理由で自分の資金を投入することです。
・半導体株が上がっているというニュースを見て半導体株を買う。
→Nvidiaは半導体の設計はしているが、製造はしていないのは知っていますか?
・高いレバレッジをかけてFXトレードを行う。
・ビットコインが上がっているので暗号資産がどういうものかは分からないが買う。→ブロックチェーン技術や半減期について知っていますか?


・配当利回りが高いので買う。
→一時的に株価が急落すると配当利回りは急上昇します。将来的に減配のリスクが高いのではないですか?
何かが上がっていたり、すぐに儲けられそうなチャンスがそれに飛びつきたくなりますが、短期で上がるということは短期で下がりやすいということでもあります。
また、短期で売買を繰り返す行為は証券会社に手数料を何度も支払うということですから、コインを投げ続けて表と裏を50%の確率で当て続けても、得をするのはあなたではなく証券会社です。
投資というのは時間をかけてじっくりとお金を増やしていくものという認識で取り組んでいただければ自ずと失敗も少なくなります。
なるべく早くお金が欲しいのであれば、本業のスキルを磨いたり、副業をするなど入金力を高めていくことも大切です。
ぜひ、あなたは投機家ではなく賢明な投資家になってください。
次回Part4は投資家としてしっておくべき、過去の暴落といざ暴落が起きたときにどのように対処すればよいのかお話します。
乞うご期待!!
あー株式投資のことしか考えられないー(*°▽°*) アヘアヘ