景気の先行指標となる商品・指数まとめ

景気の先行指標となる商品・指数

今回の記事ではわたしが経済の先行き見通しについて考える時に参考にしている商品・指数を3つ紹介します。

銅(COPPER)

銅といえば10円玉をイメージする方が多いと思いますが、小学生の時の理科の授業で銅線を使ってモーターに電気を流しましたよね。

銅の特徴について重要なポイントは下記の通りです。
・導電率が高い→電気抵抗が少なく電気を通した時のロスが少ない
・加工がしやすい→延性と展性両方に優れます
・安価→上記2つの特徴を兼ね備えている金属の中でも低コスト

以上の特徴から電気製品や建築資材として広く用いられています。
よって銅価格の上昇=銅を用いた製品の需要が増加していることを示しています。

【RUT】ラッセル2000

ラッセル2000

米小型株2000銘柄の指標です。景気後退懸念が深刻化すると経営が盤石な大手企業が選好され、小型株は売られやすくなります。

ラッセル2000が直近高値から大きく売られるている状況では、市場の心理が悲観的になっていることが読み取れます。

【DJT】ダウ・ジョーンズ輸送株平均

ダウ・ジョーンズ輸送株平均う

物流は「産業の血液」とよばれるように仕入れ→製造→販売といった企業が材料を加工して付加価値をつけて販売するまでの全てに関わる重要な分野です。

生産量が上昇すればそれだけ物流のニーズが上昇しますので、輸送を担う企業にとっては追い風となります。

ダウ・ジョーンズ輸送株平均(DJT)の組み入れ銘柄はコチラ